言葉にしなくても・・・やさしさはあるじゃないかな
| 2026.02.17 更新久しぶりに会った友達は、
いつもと同じ顔をしてた。
でも、
笑うタイミングとか、
スマホを触る回数とか、
なんとなく少しだけ違ってた。
たぶん、元気ない。
気づいてた。
帰り道、
コンビニの前で立ち話しながら、
「大丈夫?」って
何度か頭に浮かんだ。
でも、聞かなかった。
聞けば、きっと話してくれる。
でもそれは、
まだ形になってない気持ちを
無理に言葉にさせることになる気がした。
だから、
いつも通りどうでもいい話だけして、
いつも通り笑って別れた。
本当は、少ししんどかった。
仕事のこととか、
これからのこととか、
自分でもうまく整理できてなかった。
何に悩んでるのかすら、はっきり言えない感じ。
だから、
「ちょっと疲れててさ」とは言わなかった。
言えば、きっと心配してくれる。
でも、
その優しさにちゃんと答えられる余裕がなかった。
空気を重くしたくなくて、
いつも通り笑って、どうでもいい話をして帰った。
帰りの電車で、なんとなく思った。
今日、何も言わなかったなって。
でも、それは無関心じゃなくて、
お互いの“まだ言葉にできない時間”を守ってたのかもしれない。
優しさって、
必ずしも声に出るものじゃない。
聞かないことも、
言わないことも、
ときどき、ちゃんとした思いやりにだと思う。





