日常のこと

何もない日が、いい日だった。

| 2026.02.13 更新

何も起きなかった一日って、
なんとなく物足りなく感じることもある。

特別な出来事もなくて、
誰かに話すようなこともなくて、
ただ、いつも通りに時間が過ぎていく。

でも今日は、
何も起きなかったことが、少しだけありがたかった。

電車でちゃんと座れたとか、
コンビニのコーヒーがちょうどよかったとか、
信号にあまり引っかからなかったとか。

誰かが楽しそうにしているのを見て、
なんとなく気持ちがやわらいだとか。

そんな小さなことで、
「今日はこれでいいや」って思えた日。

何かを得たわけじゃないし、
大きな前進もしていない。

でも、
疲れすぎることもなく、
落ち込みすぎることもなく、
ただ静かに終わっていった。

何もなかったのに、
ちゃんと安心して眠れそうな夜。

きっとそれは、
何もなかったからこそ。

今日は、
無理に何かを起こさなくてよかった。

明日はきっと、
仕事で少し大変かもしれない。

でも、

また忙しくなる前に、
こういう日があってよかったなと思う。

「まあ、また頑張ろうか」

そう思えたなら、
今日はきっと、いい日だった。